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高性能住宅とは?高性能の基準やメリット・デメリット、補助金情報について解説

2024.02.22

高性能住宅とは?高性能の基準やメリット・デメリット、補助金情報について解説

高性能住宅は、住み心地が良くて耐久性に優れているため、近年人気が上昇しています。しかし、高性能住宅という名称は聞いたことがあっても、その基準や特徴、メリット・デメリットなどがわからず、困っている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回の記事では、高性能住宅とは何かという概要から、代表的なメリット・デメリット、使える可能性がある補助金に至るまでを、詳しく解説していきます。また、記事の後半では実際に建てられた高性能住宅の事例もご紹介するので、これから新築注文住宅を建てる予定のある方は、ぜひ参考にしてください。

高性能住宅とは?

高性能住宅とは、一般的に「断熱性」「気密性」「耐震性」「省エネ性」を兼ね備えた住宅を意味しています。なぜ「一般的に」と濁したかというと、高性能住宅に明確な定義があるわけではなく、具体的な基準が各ハウスメーカーや工務店によって異なるからです。

ただ、一般的に高性能住宅という名前でやり取りがされている以上、その基準もある程度共通したものになります。ここでは、「断熱性」「気密性」「耐震性」「省エネ性」がそれぞれどのような基準なのか、詳細を確認していきましょう。

高性能住宅とは?

高性能住宅の基準① 断熱性

断熱性とは、夏の暑気や冬の冷気など、外気が室温に影響を与えないよう、熱を遮断する性能のことです。断熱性が高いと、過度に空調を効かせなくても、夏涼しく冬暖かく快適に過ごせます。

断熱性を示す基準として、国で「断熱等級」が定められており、1~7に段階が分かれています。1から順に等級が上がり、7が最も高い断熱性を示しています。高性能住宅として考えるなら、「断熱性能等級6以上」を満たしていることが理想的だといえるでしょう。

参考:住宅性能表示制度における省エネ性能に係る上位等級の創設|国土交通省

高性能住宅の基準② 気密性

気密性とは、家の中に外気が入り込まないように密閉する性能のことです。先ほどの断熱性が外気の「熱」を遮断する性能だったのに対し、気密性は「外気そのもの」を遮断する性能だと捉えれば良いでしょう。気密性が高い高性能住宅では、室温が一定に保てるのはもちろん、花粉などが室内に入ることも防げます。

住宅の気密性を示す指標としては「C値(相当すき間面積)」がよく使われます。これは、家全体のすき間の合計を延床面積で割った数値であり、値が小さいほどに気密性が高いことを意味します。高性能住宅を謳うからには、C値が1.0以下になっていることが望ましいといえるでしょう。

高性能住宅の基準③ 耐震性

耐震性とは、大きな地震に見舞われても倒壊しない耐久性能のことです。日本は地震大国と呼ばれるほどに地震が多いので、全国どこの地域であっても、耐震性の高い住宅を建てることが必須条件となります。

住宅の耐震性を示す指標として、国で3段階の「耐震等級」が示されています。1が最も低く、3が最も高い(耐震等級1の1.5倍の耐久力)という関係になっています。国の定める長期優良住宅の条件も踏まえると、高性能住宅として建てるからには、できれば耐震等級3を満たしていることが理想的だといえるでしょう。

参考:長期優良住宅のページ|国土交通省

高性能住宅の基準④ 省エネ性

省エネ性とは、名前の通り生活に利用するエネルギーを省く性能です。具体的な指標が設けられているわけではなく、前述した断熱性や気密性、そして省エネ効率の高い家電の使用などによって、総合的に判断されます。

また、近年では単にエネルギーを省くだけでなく、家庭でエネルギーを作り出すことも注目されています。その結果、たとえば太陽光パネルを屋根に取り付けることも、省エネ性を示す1つの要素になっています。

高性能住宅で暮らすメリット

高性能住宅で暮らすことには、多くのメリットがあります。ここでは、特に代表的な5種類のメリットについて、詳細を確認していきましょう。

高性能住宅で暮らすメリット

メリット① 1年中快適な暮らしを送れる

高性能住宅で暮らす1つ目のメリットは、1年中快適な暮らしを送れる点です。高性能住宅は高い断熱性と気密性を備えているため、1年を通して室温がほぼ一定に保たれます。

また、気密性が高いと外の音が家の中に届きにくく、防音性能も高くなります。そのため、周囲に幹線道路があったり学校があったりしても、家の中では静かに保たれ、リラックスした暮らしが実現できます。

メリット② 部屋間の温度差が生じにくい

高性能住宅で暮らすと、部屋間の温度差が生じにくくなる点も大きなメリットです。一般的な住宅の場合、夏は冷房の効いた部屋だけ涼しく、冬は暖房の効いた部屋だけ暖かいというように、部屋によって温度差が生じやすくなります。特に冬場は、お風呂場などが極端に寒くなるため、気温差によって血圧が急上昇するヒートショックに注意が必要です。

その点、高性能住宅は高断熱・高気密で建てられているので、部屋全体がほぼ均一な温度になり、ヒートショックのリスクを最小限に抑えられます。そのため、特に高齢の方が住む家としては、高性能住宅が非常におすすめだといえるでしょう。

メリット③ 光熱費を抑えられる

高性能住宅に暮らすと、一般的な住宅より光熱費を安く抑えられる点も大きなメリットです。近年では電気代を筆頭に光熱費が年々高くなっているので、真夏や真冬は冷暖房で光熱費が高額になりやすい傾向にあります。

しかし、ここまで繰り返してきた通り、高性能住宅は高断熱・高気密が基本なので、過度な冷暖房が必要ありません。そのため、長く住めば住むほどに、光熱費をより多く節約できるといえるでしょう。

メリット④ 地震などの災害に強い

高性能住宅のメリットとして、地震などの災害に強い点も挙げられます。日本は非常に地震が多く、2024年1月1日にも石川県能登地方でマグニチュード7.6(最大震度7)の地震が発生し、多くの被害が出ました。今後、どの都道府県に居住している場合でも、地震に備えることは必須の課題だといえるでしょう。

その点、高性能住宅では高い耐震性が確保されているので、強い地震が来ても倒壊のリスクを軽減させられます。特に耐震等級3を満たしている高性能住宅であれば、震度6強~7レベルの地震にも耐えられるといわれているので、より安心して暮らしを送れるでしょう。

メリット⑤ 補助金などの優遇措置が受けられる可能性がある

高性能住宅は、建てる際に補助金などの優遇措置が受けられる可能性がある点も大きなメリットです。特に、LCCM住宅やZEH住宅といった、高い省エネ性を備えた住宅の場合は、国による補助金を利用できる可能性が高まります。

補助金などの優遇措置が受けられれば、自己負担額を抑えつつ、より理想に近い家づくりを実現できるでしょう。高性能住宅で使える可能性がある代表的な補助金制度の詳細については、後の見出しで改めて詳しくご紹介します。

高性能住宅で注意すべきデメリット

以上見てきたように、高性能住宅には多くのメリットがありますが、一定数のデメリットも存在します。デメリットの大半は建設時の工夫などで払拭できますが、知らないまま家づくりを進めると、後々後悔する可能性があるので注意が必要です。ここでは、代表的な3種類のデメリットについて、詳細を確認していきましょう。

高性能住宅で注意すべきデメリット

デメリット① 夏に暑くなる可能性がある

高性能住宅は、夏に暑くなる可能性があるので注意しましょう。高性能住宅は断熱性と気密性が高いゆえに、家の中の熱は外に逃がしにくい構造になっています。

そのため、日射が強い夏場だと、窓などから入った日射熱が住宅内に滞留し、それが原因で各部屋が暑くなる恐れがあります。しかし、このデメリットは日の入り方や空気の循環効率を設計時に考えておけば、ある程度防ぐことが可能です。

そのためには、地域特性を熟知した業者の知識や技術力が欠かせないので、なるべく同地域で多くの実績がある工務店やハウスメーカーに依頼するようにしましょう。

デメリット② 初期費用が高くなりやすい

高性能住宅は、初期費用が高くなりやすい点もデメリットとしてしばしば挙げられます。高性能住宅では、高い断熱性や気密性、そして耐震性などを確保しなければならないので、一般的な住宅よりも多くの建材や高性能の設備が必要です。その結果、家を建てる際にかかる費用が一般的な住宅より高くなり、費用面で悩む方が多くいらっしゃいます。

しかし、高性能住宅は一度建ててしまえば、冷暖房をはじめとした光熱費はあまりかかりません。また、太陽光パネルでの発電なども行えば、維持費(ランニングコスト)はかえって安く済む可能性が高いです。そのため、初期費用だけ見て割高だと早合点せず、長い目で見てお得かどうかを考えたうえで、適切な住宅性能を決めることが重要だといえるでしょう。

デメリット③ シックハウス症候群の可能性

化学建材を使用した高性能住宅は、シックハウス症候群になる可能性がある点に注意が必要です。シックハウス症候群とは、簡単に言うと建材に含まれる化学成分に対するアレルギー反応の総称です。

高性能住宅は気密性が高いため、建材から発せられた物質が住宅内にこもり、人によってはシックハウス症候群を発症する可能性があります。しかし、シックハウス症候群のリスクは、24時間換気で空気の循環を徹底すれば、大きく軽減できます。

また、化学的な成分を含まない自然素材を使った高性能住宅であれば、いくら空気が滞留しても、シックハウス症候群になる恐れはありません。そのため、健康に良い高性能住宅を建てたい場合は、なるべく自然素材で家づくりをするのが望ましいといえるでしょう。

高性能住宅で利用できる補助金制度

ここでは、高性能住宅で利用できる代表的な補助金制度を5種類ご紹介します。ただし、それぞれの補助金で要件や補助金額が異なるので注意が必要です。

また、名称や実施期間などが年度によって変更になることもあるので、利用を検討する際は、必ず事前に自治体のHPなどで詳細を確認するようにしてください。

高性能住宅で利用できる補助金制度

補助金① こどもエコすまい支援事業

「こどもエコすまい支援事業」は、ZEHレベルの高い省エネ性能を持つ高性能住宅の新築、リフォームで使える補助金です。制度を利用するには、申請時点で18歳未満の子どもがいる「子育て世帯」、または夫婦いずれかが39歳未満である「若者夫婦世帯」である必要があります。補助額は、新築で一戸あたり100万円が上限となります。

出典:「こどもエコすまい支援事業 事業概要

補助金② ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス実証事業

「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス実証事業(ZEH支援事業)」は、ZEH基準を満たしている高性能住宅の新築で利用できる補助金制度です。ZEH・Nearly ZEH・ZEH Orientedのいずれかを満たしていれば、一戸あたり55万円の補助が受けられます。また、より基準が厳しいZEH+・Nearly ZEH+を満たしている場合は、補助額が100万円になります。

出典:「ZEH補助金について

補助金③ 地域型住宅グリーン化事業

「地域型住宅グリーン化事業」は、地域材を使って建てられた木造の高性能住宅(ZEH基準)で使える補助金です。地域材を用いていて、ZEHやNearly ZEHなど所定の基準が満たされていれば、一戸あたり最大140万円が補助されます。

出典:「地域型住宅グリーン化事業

補助金④ LCCM住宅整備推進事業

「LCCM住宅整備推進事業」は、LCCM住宅の普及を促すために実施されている補助金制度です。新築であること、強化外皮基準を満たしていること、再生可能エネルギーを導入することなどの所定要件を満たしていることが条件になります。条件を満たしていれば、設計費と補助対象工事の掛かり増し費の合計額の1/2を上限に、最大140万円までが補助されます。

出典:「LCCM住宅整備推進事業 概要

補助金⑤ サステナブル建築物等先導事業 (省CO2先導型)

「サステナブル建築物等先導事業 (省CO2先導型)」は、省CO2を実現する高性能住宅を対象にした補助金制度です。募集部門が4種類ありますが、高性能住宅の場合は「一般部門」か「LCCM低層共同住宅部門」が対象になる可能性があります。

省エネ性能を中心とする各条件を満たした場合、一般部門の場合は最大200万円、LCCM低層共同住宅部門は最大75万円の補助を、補助対象費用の1/2を上限に受けられます。

出典:「サステナブル建築物等先導事業 (省CO2先導型)

大工産が手掛けた高性能住宅の施工事例

最後に、兵庫県加古川市にある工務店「大工産」がこれまでに手掛けた、高性能住宅の施工事例を3つ厳選してご紹介します。どれもおしゃれな家ばかりなので、これから高性能住宅を建てようか検討している方は、ぜひ参考にしてください。

高性能住宅の施工実例①

こちらは、兵庫県高砂市に建てられた高性能住宅です。奥行きのある細長い敷地を利用して建てられていますが、窓の配置に考慮することで、プライバシーと明るさの双方を確保できています。

高性能住宅の施工実例①兵庫県高砂市に建てられた高性能住宅

階段がリビングとダイニングキッチンを緩やかに仕切りつつも、視線が抜けて子どもたちの様子に目が届くよう、工夫された間取りになっています。

視線が抜けて子どもたちの様子に目が届くよう、工夫された間取り

高性能住宅の施工実例②

こちらは、兵庫県姫路市に建てられた高性能住宅です。梁を大きく活かした開放的なLDKには、家族とコミュニケーションしながら料理ができるよう、おしゃれな対面キッチンを設置しています。

高性能住宅の施工実例②兵庫県姫路市に建てられた高性能住宅

2階のホールには楽器を置くスペースを設置し、充実した趣味の時間が過ごせるようになっています。

2階のホールには楽器を置くスペースを設置

高性能住宅の施工実例③

こちらは、兵庫県小野市に建てられた高性能住宅です。家の中は、最大限に天井高が活かされているため、実際の面積以上の広がりが感じられます。

ふんだんに木を使ったLDKは穏やかな温もりに包まれ、まるで森林浴をしているかのように、爽やかで開放感いっぱいの空間に仕上がっています。

高性能住宅の施工実例③兵庫県小野市に建てられた高性能住宅

固定階段で安全に昇降できるロフトには、梁を活かしてブランコを設置しています。

固定階段で安全に昇降できるロフトには梁を活かしてブランコを設置

まとめ

今回は、高性能住宅をテーマに、その基準やメリット・デメリット、補助金情報などについて、詳しく確認してきました。高性能住宅は、断熱性や気密性が高いため、1年を通して快適に過ごせます。また、耐震性も高いので、万一の地震の際も、倒壊などのリスクを抑えられるでしょう。

一般的な住宅に比べると初期費用が高くなりやすいですが、補助金を活用すれば負担額を軽減できるので、事前に使える制度がないか調べることをおすすめします。今回ご紹介したことを参考に、理想の高性能住宅を実現させましょう。

私たち大工産では、丁寧なヒアリングと確かな技術力をもとに、お客様のご要望・ご予算に合った最適な注文住宅をご提供します。今回ご紹介したように、建材に天然木を使った高性能住宅を多数手がけているので、自然素材で高性能住宅を建てようか検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください。

株式会社大工産は、兵庫県加古川市に本社のある地域密着の工務店です。
良質な木材だけを用い、夏は「さっぱり」、冬は「しっとり」、年中快適に過ごす事の出来る住み良い家づくりを得意としております。
兵庫県加古川市、高砂市、稲美町、播磨町、姫路市、その他近隣市区町村で注文住宅をご検討中の方はぜひ一度御覧ください。
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