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吹き抜けリビングで理想の住まいを!設計のコツとおしゃれな実例集

2025.07.07

「家族が集まる空間をもっと快適にしたい」「光と風をたっぷり取り入れた明るい家にしたい」などの理由で、リビングを吹き抜けにしたいと思う方も多いのではないでしょうか。

リビングをより魅力的な空間にしたいなら、天井を高くして開放感を演出するのが効果的です。しかし、リビングを吹き抜けにするときには、事前に知っておきたい注意点もあります。

今回は、吹き抜けリビングの設計のポイントや実際の施工例まで詳しく解説します。暮らしやすさとデザイン性を兼ね備えたマイホームを建てたい方は、ぜひご覧ください。

吹き抜けリビングとは?

吹き抜けリビングとは、1階と2階の間の床をなくし、天井を高くした開放的なリビング空間のことです。一般的な住宅よりも縦の空間が広くなるため、光や風をたっぷりと取り込みながら、ゆとりのある住み心地を実現できる人気の間取りです。

吹き抜けといっても、多様なスタイルがあります。例えば、リビング部分だけを吹き抜けにして、ダイニングやキッチンは通常の天井高にする方法や、LDK全体を吹き抜けにして一体感を演出するスタイルもあります。

また、勾配天井と組み合わせて変化をつけたり、中二階やスキップフロアを設けたりすることで、より個性的で立体的な空間に仕上げることも可能です。

吹き抜けリビングのメリット5つ

吹き抜けのある空間には、一般的なリビングにはないさまざまな魅力があります。ここでは、主なメリットを5つご紹介します。

開放感がありゆったりと過ごせる

吹き抜けリビングの魅力は、なんといっても開放感があることです。高い天井と上下に広がる空間が心地よさを感じさせてくれます。

光や風が通り抜けやすく、季節の変化を感じられやすいのも吹き抜けならではの魅力です。また、開放感のあるリビングは、気持ちまでのびやかになるという方も多くいます。仕事や家事で疲れたときも、家に帰ればふっと心がほどけるような安心感が得られるでしょう。

自然光を取り込んで明るく気持ちのよい住まいに

吹き抜けリビングのメリットの1つに、自然光をたっぷり取り込めることがあります。高い位置に設けた窓や天窓から入る光が、1階のリビング全体を明るく照らしてくれます。

特に、北向きのリビングや隣家との距離が近い住宅地では、一般的なリビングだと十分に陽があたらないケースもあるでしょう。しかし、吹き抜けにすれば高窓から光を取り入れられ、心地よさを感じられます。

家族のつながりが深まるコミュニケーション

吹き抜けリビングには、空間が広く感じられるだけでなく家族のコミュニケーションを自然に増やしてくれるという大きなメリットもあります。

例えば、2階にいる家族の声や気配が1階まで届くので、別の階にいても「同じ空間にいるような安心感」が得られます。特に、子育て中の家庭にとって吹き抜けリビングはぴったりの間取りです。

インテリアの主役になる印象的な空間デザイン

吹き抜けリビングは、インテリアの楽しさを大きく広げてくれる空間です。天井が高いため、背の高い観葉植物など、通常のリビングでは難しいアイテムも似合います。

また、リビング階段と組み合わせることで、よりデザイン性を高めることができます。吹き抜け空間のアクセントとして、階段が主役のインテリアが作れますよ。木の階段であたたかみを出したり、アイアンの手すりでスタイリッシュな雰囲気にしたりと、素材によって印象もがらりと変わります。

ナチュラル、モダン、北欧風、インダストリアルなど、住む人の好みに合わせてコーディネートできるのも魅力です。

吹き抜けリビングの注意点と対策

吹き抜けリビングには多くのメリットがある一方で、設計や住み方において注意すべき点もあります。事前に理解して対策をしておけば、より心地よい吹き抜けリビングを作れます。

空調効率の対処法

吹き抜けリビングは開放感が魅力ですが、天井が高くなる分「冷暖房が効きにくいのでは?」と心配する人も少なくありません。空調の効率を考えるときには、家全体の「断熱性」と「気密性」を高めることが大切です。

外の暑さや寒さが家の中に伝わりにくくなるように、断熱材を入れたり、窓にペアガラスやトリプルガラスを使うことで、外気の影響を減らせます。

寒さ対策としては、シーリングファンを設置して空気を循環させましょう。暖かい空気は天井付近にたまりやすいですが、シーリングファンを使えば空気を下に送って、1階部分を暖めることができます。

そして、床暖房も吹き抜けリビングには効果的です。足元から体をじんわり温めてくれるので、天井が高くても寒さを感じにくいでしょう。

音や匂いが気になる場合の対処法

吹き抜けリビングでは、1階と2階の音や匂いが伝わりやすくなることがあります。音の対策としては、間取りを工夫することをおすすめします。

寝室や書斎など静かに過ごしたい部屋は、吹き抜けから離れた場所に配置しましょう。また、2階の床に防音性の高い素材を使用したり、絨毯やカーペットを敷いたりすることで、足音を軽減できます。

匂い対策は、キッチンの位置や換気設備の配置が重要です。2階に調理中の匂いが広がらないよう、空気の流れを考慮しましょう。

実例から学ぶ!吹き抜けリビングの実例紹介

吹き抜けリビングをマイホームに取り入れるには、建築実例を参考にするのがおすすめです。ここでは、大工産で注文住宅を建て、吹き抜けリビングをつくった魅力的な実例をご紹介します。

光に包まれる、心地よい吹き抜けリビング

大きな窓から降り注ぐやわらかな自然光が、温かな木の空間を優しく照らす吹き抜けリビングの住宅です。無垢の木材を使用した階段は、空間の主役として1階と2階をつなげています。

2階に行くには必ずリビングを通るため、帰宅したあとは家族が自然と顔をあわせる間取りです。天井が高く開放的な空間は、実際の広さ以上にゆったりと感じられ、友人を招いてのホームパーティーも素敵に演出できそうです。

木のぬくもりと洗練されたデザインが調和した、毎日帰るのが楽しみになるような住まいです。家族の笑い声が自然と響く、温かな暮らしが想像できる素敵な空間ですね。

木のぬくもりに包まれた家族をつなぐ吹き抜け

無垢材をふんだんに使った吹き抜けリビングを紹介します。階段の上部には、アスレチックロープを取り付けていますね。お子さんが家の中で思いっきり体を動かせる、遊び心あふれるアイデアです。

自然素材をたっぷり使いながらも断熱性・気密性はしっかり確保しているため、エアコン1台で全部屋あたたかいのだそう。空気循環のためのシーリングファンもついているため、一年中心地よく過ごせる空間です。

この事例をもっと詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

参照:吹き抜けリビングと遊び心でつくる明るい住まい

まとめ

吹き抜けリビングは、住まいを彩る魅力的な空間です。開放感や採光、家族とのコミュニケーションなど、多くのメリットがあります。一方で、冷暖房効率や音の問題、メンテナンスの対策も考慮しなければなりません。

重要なのは、家族のライフスタイルや価値観に合った吹き抜けリビングを実現することです。理想の住まいづくりの一環として、ぜひ吹き抜けリビングを検討してみてください。実際にマイホームを建てるときの間取りや施工については、経験豊富な工務店や建築士に相談してみてください。

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