私たち大工産は、地域に根差した企業として事業内容に関わる目標を設定し、社員一人ひとりが持続可能な社会の実現に向けて何をするべきかを考え貢献するべく努力していきます。
SDGs(エス・ディー・ジーズ)とは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。
2015年9月「国連持続可能な開発サミット」にて採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載されている2016年から2030年までの国際目標です。貧困に終止符を打ち、地球を保護し、全ての人が平和と豊かさを享受できるようにすることを目指し、「世界を変えるための17の目標」が掲げられ、「地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。
人が心地よく感じる「22℃の足元(床面)と、それより少し低い室内温度」を追及した「22℃の家。」で、年中快適かつ健康的に暮らせる住環境をご提供しています。
優れた断熱性能で適切な室温・体温を保ち、熱中症やヒートショックなどの健康リスクを回避。トリプルガラス樹脂サッシなどによる結露対策で、健康被害を招くカビの発生を抑制します。
全棟ZEH基準を超える断熱性能でエネルギー消費量を抑えると同時に、新築戸建て住宅の50%以上で太陽光発電システムを導入し、再生可能エネルギーの普及に努めています。その結果、五つ星ZEHビルダーに認定。ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー8期連続受賞を果たしました。HEAT20会員にも名を連ね、エネルギー問題と向き合っています。
長期優良住宅の考え方に基づき、安全に長く住める家づくりを進めています。構造躯体現しにより家の寿命を縮める壁体内結露を抑制すると共に、長持ちさせるためのメンテナンス体制を確立し、スクラップ&ビルドからストック型社会への移行に尽力。エネルギー消費のあり方を見直し、省エネ・創エネ住宅を普及させることで、持続可能な社会へ導いています。
一次エネルギー消費量をおおむねゼロ以下にするZEH住宅の上を行く、LCCM住宅(ライフサイクルカーボンマイナス住宅)の導入に取り組み、建設・廃棄の段階も含めたCO2排出量削減を目指しています。当社「樹心」シリーズは一般的な木造戸建ての約2倍の木材を使用。鉄骨よりCO2排出量が少ない木造住宅の中でも、地球に優しい住宅となっています。
地域の方々に向け、本社モデルルームにて「家づくり図書館」を開放。建築を通した社会貢献の一環として、住まいに関する書籍を貸し出し、学びの場を提供しています。また社員の向上心に応える社員教育・人材育成に注力。研修会や勉強会、社内教育制度などにより、建築の専門家としての知識や技術力を養う支援を行い、自己実現と成長を促しています。
LCCM住宅への取り組みでCO2排出量を削減すると共に、CASBEE (建築環境総合性能評価システム)に適合する住まいを提供することで、人、住まい、まち、そして地球にとっても健康的で優しい環境づくりを進めています。また外部スペースには、周囲の景観との調和にも配慮した植栽を配し、家づくりを通して緑豊かなまちづくりに貢献しています。