●1年中24時間冷暖の省エネ。
家が高性能であるからこそ、結果的に維持費の少なさに繋がる。
24時冷暖房、1日100円のエアコン代に、家にエアコン1台で大丈夫です。
大工産の家の年間光熱費は一般住宅に比べ半分以下になります。
光熱費を削減するためには、断熱・気密性能が重要です。 断熱性能は外気の温度差の影響を受けないための技術ですし、気密性能は、室内と室外の空気が出入りする隙間を造らない技術です。
ここまでは今までのご説明の通りです。
更にもう一つ重要な技術が計画換気です。主な換気装置には、第一種換気装置と第三種換気装置があります。光熱費だけを考える場合は、熱交換機が付いている第一種換気装置の方が有利ですが、「DM外断熱構法」の場合は、第三種換気装置を標準装備しています。 給気口と排気口というシンプルな換気装置ですが、室内気候を促し、住宅の隅々まで冷暖房を運んでいきます。
夏も冬もエアコン1台(一時的には夏場2Fにもう1台)計画的な24時間換気により、快適な温湿度を維持します。地球温暖化が叫ばれる中、限りなく冷暖房エネルギーを小さくしていくことは、これからの住まいには必須条件ともいえます。全室24時間暖冷房1日、たった100円です(床面積120m2の場合)。一日中締め切って暮らしても、24時間換気により、常にきれいな空気を保ちます。
そして、保守点検が容易にできます。すべて、あらわし構造(スケルトン)の「DM外断熱構法」の家は、補修の必要箇所が一目瞭然です。また、ほとんど結露する事もないため木材が腐る事もなく、従来からの内断熱の一般住宅に比べ、建替えのスパンが極端に長くなります。一般住宅の耐用年数とされる35年が経っても「DM外断熱構法」の家は、資産価値を失うことがありません。定期的な交換を必要とする住宅設備も簡単に取り替えられるようになっていますから、住宅設備の変更時に大規模なリフォーム工事が発生することもありません。
※フィルターの手入れ口2週間に一度はお願いします。低い位置に空気取り入れ口がある為、ほこりを吸い込みやすい。但し同様に低い位置にフィルターもあるので簡単に掃除ができます。掃除機で吸い込むだけ5分で完了します。
具体的な光熱費の数字でご説明致しますと、、、
使用するエアコンは冷房2,8kW 暖房4,0kWの能力がありAPFは5.3。
消費電力量は「暖房時期間703kW/h」「 冷房時296kW/h」であり=年間999kW/hであるから、
仮に1kWあたり27円としても26,973円となります。
これが冷暖房でこの床暖の必要とする年間の消費電力量です。
夏期において2F冷房が必要とすると2.2kWの冷房で期間の消費電力量は250 kW/h程度であると考えられる(250×27=6750)ので
計26,973円+6,750円=33,723円となり、これを1日で割ると92.3円/日となり、約100円の計算となります。