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【実例あり】インテリアの主役になる!スケルトン階段のある家づくり

2025.06.13

「せっかく家を建てるなら、おしゃれで開放感のある空間にしたい」と思う方は多いかもしれません。中でも近年人気を集めているのが、デザイン性と機能性を兼ね備えた「スケルトン階段」です。

しかし、いわゆる普通の階段ではないし、スケルトン階段にして本当に後悔しないか悩んでしまうこともあるでしょう。そこで本記事では、スケルトン階段の魅力や実例、後悔しないためのポイントを詳しく解説します。

スケルトン階段とは?

スケルトン階段とは、骨組みと踏み板のみで構成され、蹴込み板(踏板の垂直部分)がない構造の階段です。視線が階段の奥まで抜けるため、空間に広がりと開放感を与えることができます。

また、蹴込み板がない分、風通しがよくなるため空気の流れが生まれ、室内の温度ムラを抑える効果も期待できます。オープン階段やシースルー階段とも呼ばれ、機能性と美しさを両立した人気のスタイルです。

鉄骨や木材、ガラスなど、印象にあわせて素材も選べるため、好みのインテリアに合わせることができます。

スケルトン階段の魅力

スケルトン階段には、デザイン性が高いことはもちろん、開放感を演出できる、採光が取りやすいといった魅力があります。新築住宅でスケルトン階段の採用を判断するためにも、魅力を詳しくみていきましょう。

デザイン性が高い

スケルトン階段は、見た目も軽やかで洗練された印象を与えるデザインです。ただの階段ではなく、空間のアクセントとして取り入れられるという魅力があります。

踏板や手すりの素材を選ぶことで、ナチュラル・モダン・インダストリアルなど、さまざまなインテリアテイストにあわせることが可能です。階段をスケルトン階段にするだけでも、グッとおしゃれなリビングを演出できます。

開放感を演出できる

スケルトン階段は、蹴込み板がないため視界を遮らず、空間全体に開放感を演出できます。階段越しに奥の空間が見えることで、実際よりも広く感じられるでしょう。

特に、リビングなど家族が集まったりお客様をもてなす部屋では、リビング階段をスケルトン構造にすることで天井の高さも強調され、より広々とした印象になります。

限られた敷地内に家を建てるときや、圧迫感のない開放的なリビングを作りたいときには最適です。

採光が取りやすい

スケルトン階段は、箱型の階段のように光が遮られることがないため、自然光を下の階まで届けられるのが特徴です。階段の途中に窓をつければ、入る光がそのまま下の階に届くため、リビングや玄関など、空間全体が明るくなります。

階段下が暗くなりにくく、日中は照明に頼らず過ごせることもあるでしょう。室内に自然な光の広がりをつくり、開放感とあわせて居心地の良い空間を演出できます。

採光性を重視した住まいづくりにおすすめの階段です。

スケルトン階段のデメリット

スケルトン階段には、安全対策が必要になったり階段下収納が作れないなどのデメリットもあるため、建てる前に把握しておきたいものです。ここでは、スケルトン階段のデメリットを解説します。

子どもがいる場合は安全対策が必要

スケルトン階段は、おしゃれで開放的な反面、小さな子どもがいる家庭では安全面に配慮が必要です。踏板の隙間や手すりの横から転落するリスクがあるためです。子どもが小さい間は、落下防止のネットをつけたりベビーゲートをつけるなどの安全対策を検討しましょう。

階段下収納は作れない

スケルトン階段は、構造上、階段の下を収納スペースやトイレとして活用しにくいというデメリットがあります。通常の階段なら、階段下を壁で仕切り、扉をつけて収納を作ることも可能です。収納力を重視する場合には、他のスペースを確保しましょう。

コストが高くなりやすい

スケルトン階段は、一般的な階段に比べて設置コストが高くなりやすい点がデメリットです。コストを抑えたい場合は、「直階段」と呼ばれるシンプルな形状を選ぶのも方法の1つです。また、施工費用を抑えつつ、デザイン性のよい階段が作れるか、建築会社に相談するのもおすすめです。

スケルトン階段の間取り実例

ここでは、スケルトン階段を設置した大工産の事例を紹介します。自然素材をふんだんに使ったスケルトン階段を設置した、開放感あふれる吹き抜けリビングの住まいです。

蹴込み板のない階段が視界を遮らず、LDK全体に開放感を演出していますね。床・天井・踏板には木目の美しい無垢材を採用し、ナチュラルで温かみのある空間を作り出しています。

黒のアイアン手すりが空間のアクセントとなり、シンプルながらも洗練された印象です。また、階段下の空間にはちょっとしたワークスペースを設置して、デッドスペースになりがちな場所を有効活用しています。

キッチン・ダイニングからの動線もスムーズで、家族のコミュニケーションが自然に生まれる間取りです。スケルトン階段が「魅せる階段」として空間に溶け込み、インテリアの主役になっています。

スケルトン階段にして後悔しないためのポイント

スケルトン階段をつけて、後悔しないためにも、以下の3つのポイントを押さえておきましょう。

  • 落下防止対策をする
  • 家の断熱性や気密性にこだわる

それぞれのポイントを、詳しく解説します。

落下防止対策をする

手すりの間隔が広い場合は、ワイヤーネットを取り付けて、隙間をふさぐのが有効です。また、小さな子どもがいるご家庭では、階段下にベビーゲートを設置するのも良いでしょう。

転倒するリスクを小さくするには、踏み板に滑り止め加工を施すのも有効です。安全対策をして、デザイン性と安全性を両立させましょう。

家の断熱性や気密性にこだわる

スケルトン階段は開放感が魅力ですが、空気が通り抜けやすいため、家全体の断熱性や気密性が低いと、冬は寒さが、夏は暑さが気になることもあります。

快適に暮らすためには、高断熱・高気密の住宅を選ぶのがポイントです。断熱材の性能や窓の仕様にもこだわり、温度差の少ない空間づくりを目指しましょう。スケルトン階段を取り入れるなら、家の性能にも注目したいところです。

スケルトン階段のある間取りは建築会社に相談しよう

スケルトン階段は、空間に開放感を演出できる上に、インテリアの主役として住まいの印象を大きく変えてくれます。視線を遮らない構造は、部屋を広く見せたり、採光性を高めたりといった効果も期待できます。

おしゃれさと機能性を両立させるには、ライフスタイルに合わせた設計が欠かせません。スケルトン階段のある理想の住まいを実現するためにも、まずは建築会社へ相談してみましょう。

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