| ■木は動物が最も住みよい建築素材です 〜保温性〜 |
木・コンクリート・鉄で作った3つの箱で、10組ずつマウスを飼育した場合の生存率を検証する実験結果が報告されています。どの箱でも80匹〜150匹のこどもが産まれましたが、外気温が25〜26℃のとき、木の箱のねずみの生存率が90%であったのに対し、鉄の箱では、50%、コンクリート製では、わずかに4〜5%しか生存できなかったそうです。
3種類の箱の違いは、保温性が関係しています。 激しく体温が奪われるときほど、母親の授乳時間が短くなり、子供の体力消耗につながり、生存率や発育の低下になって現れたものと考えられています。
このような実験からも木造住宅の保温性・居住性のよさが再認識されるのではないでしょうか。

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| ■木の断熱性 〜断熱性〜 |
大工産が採用しているウレタン複合断熱材と比較してみると、同じ厚さであれば、木材は、断熱材の約半分程度の断熱効果があります。コンクリートの場合は、機密性能は高くなりますが、断熱性能はかなり劣ります。土壁の場合は、鉄筋コンクリートよりも優れていますが、断熱材としての効果は期待できません。鉄の場合には、熱伝導率が高すぎて、失熱量が非常に大きくなり、計測対象にもなりません。コンクリートの場合、内装材に木材が多く使用されるのは、このような木の断熱性能や保温性能を利用することも理由のひとつにあります。
このように、木材は、断熱性にも優れ、住宅素材として最も適している材料といえます。 |
| ■熱の伝わりにくさ 〜熱伝導率〜 |

「熱を伝えやすいか伝えにくいか」を表わす指標に熱伝導率があります。熱伝導率は、例えば、金属の棒を焚き火にかざしていると、手元も熱くなって持っていられなくなりますが、これは、熱伝導率が大きいためです。
一方、木の棒を同じように焚き火にかざしても、木は燃えますが、手元はあまり熱くなりません。これは、熱伝導率が小さいためです。
木はコンクリートの1/15、鉄の1/483しか熱を伝えにくいため、結露を起こしにくい最も住宅に適した材料といえます。
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| ■木は火に弱くない 〜耐火性〜 |
木造住宅というと、火災に弱いというイメージがあり、不安要素となりがちです。木は確かに燃えます。しかし、木が燃えるには、かなりの時間を要します。キャンプなどで、薪に火をつけようとしてもなかなかつかず、お腹はすけども火はつかず… という経験をされた方は、多いと思います。そして、木が燃え尽きるまでには、かなりの時間を要します。
火災のときに重要なのは、燃え方・燃える速度です。木造住宅の特徴は、燃え方が瞬間的なものではなく、1分間に数ミリずつ燃えていくことです。それに比べ、鉄やアルミは、3〜5分で瞬間的に溶けていくので構造が弱くなり倒壊してしまいます。木造住宅は、火災のときにも断面が大きい梁や柱からできているので、鉄骨の住宅よりも長時間つぶれず、消火活動が安全にできると評価されています。
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